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天体感測のススメ

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宇宙を感じる生活

パンスターズ彗星の軌道模型をつくる

いよいよやってきますね!「パンスターズ彗星」です。
今年の天文現象の目玉のひとつと予想されています。
まずは3月中旬から下旬の夕方、
日没後のまだ明るさが残っている西の空低いところに注目ですね。双眼鏡はあった方がいいです。

パンスターズが来る前に軌道模型でも作ってみたいなと思っていたのが
地球に接近した小惑星の観測とまとめで何もしないままになってました。

そんなとき国立天文台のホームページで軌道模型のペーパークラフトを公開しているのを発見!
簡単なクイズに答えてGETするというもの。国立天文台もやりますね~。
パンスターズ彗星を実際に見る方法など説明もされています。

このブログは自作物の紹介をメインにやってますが、
今回は時間も時間なんで(笑)楽させていただきました。
さっそくダウンロードして作ってみました。
b0253922_1825652.jpg

んーかっこいいですね。
円盤は惑星の軌道面を表わしています。「地球」と書いてある円が地球の軌道で
月日の位置(3/1は3月1日)が書かれています。

横から見たところ
b0253922_182119.jpg

同様にパンスターズ彗星の軌道にそれぞれの月日のときの位置が書かれています。

横から彗星軌道の傾斜を見たところ
b0253922_1823324.jpg

彗星の軌道が垂直ではなく斜めになっているのがポイントです。
立て付けが悪いわけではありません(笑)
惑星は、地球が太陽の周りを回っている面=公転面とほぼ同じ面上を回っています。
しかし、このパンスターズ彗星は公転面に対して大きく傾斜していることを表わしています。

紙はELECOMの「ペーパークラフト専用紙(つやなし)」に印刷。
プリンタ用紙としては厚手なのですが公転面の円盤が重みで曲がったので
円盤部分だけ2枚重ねにしました。
折り目は点線に沿って正確に曲げないと貼り合わせに苦労しそうです。

実はダウンロードしたものには模型の作り方は書いてありますが
何をどう見たらいいのかという説明がないんですよね。
なので補足説明しておきます。

ポイントは「(地球から見た)太陽とパンスターズ彗星との角度」です!
例えば3月15日の場合で見てみましょう。
まずその日の位置に自作の地球を置いてみました。
b0253922_193224.jpg

パンスターズ彗星の方は3月10日の位置が公転面の下側に隠れて見えませんが
3月15日の位置はだいたい矢印の先になります。
そして真ん中に書かれている黄色い絵が「太陽」です。
ちなみにそれぞれの大きさ(縮尺)は正しくないので注意してください。
太陽も地球も大きすぎです。

さてこの場合、「太陽とパンスターズ彗星との角度」はざっくり15°ぐらいですかね。
ということは、昼間の太陽を見たとき、そこから15°ぐらい離れたところに
彗星がいることになります。
3月15日ごろは夕方、日没後の彗星をご覧になったら先ほど沈んだ太陽から
15°ぐらいの位置にあることを実感できます。
そうやって2月から5月の位置関係と角度を順に見てみてください。
これは3Dでないと実感できないものですよね。

ところで最初に「いよいよやってきますね」と言いましたが、
実は昼間の太陽の下側(南側)にいるだけでもう来ているということですね。
心の目では見えています(笑)

ちなみに最新情報では3月1日に南半球で観測された結果で彗星の明るさが2~3等とのこと。
楽しみですね。
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by star-feel | 2013-03-03 20:31 | 天体感測(クラフト編) | Comments(2)
Commented by kabata at 2013-03-08 22:21 x
遅ればせながら発見しました。
かなりマニアですね。
Commented by star-feel at 2013-03-09 06:15
kabataさん
出逢った人たちがマニアな方ばかりだったもので・・

by star-feel