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天体感測のススメ

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宇宙を感じる生活

パンスターズ彗星と富士山のツーショットを撮影!

やっとパンスターズ彗星をとらえました。
遠距離通勤者には平日の夕方すぐに沈んでしまう彗星を狙うのは無理。
ということで数少ないチャンスだったわけですが、
別の用事もある中、帰りになんとか撮影しました。
b0253922_1422377.jpg
2013/3/16 神奈川県秦野市にて NikonD70+Tokina80-200(80mm)
右側に写っているのが彗星です。尾が縦にVの字に広がって伸びています。

ちょっとズームして撮ったのがこちら。
b0253922_14232789.jpg
2013/3/16 神奈川県秦野市にて NikonD70+Tokina80-200(116mm)

「小さっ」って思った方もいらっしゃるでしょう。
実際の彗星の尾の長さはどれくらいなのか?
この写真と先日作成したパンスターズ彗星の軌道模型からざっくり計算してみると・・

①軌道模型の3月16日の位置から地球から彗星までの距離が太陽までの距離と同じぐらい(かなりざっくりです)なので同じとして距離1億5千万km。
②写真上の彗星の尾の角度を0.25°と読み取りました。(以前撮った星の写真からこの写真上の長さと角度の関係を出して求めました)
③地球から見た彗星の尾が真横になびいてくれている訳ではないので斜めになっていると本来の長さより短く見えます。なので軌道模型から地球-太陽の直線と尾の方向の角度を分度器でざっくり測って50°としました。

①~③から計算すると尾の長さは 85万km! と出ました。
かなりざっくりな計算ですが確実に尾が写っているところを測ったので
実際はもっともっと長いと思われます。

85万kmってどんな大きさなのか自作模型を使って見てみると・・
まず地球を1cmの球とします。
b0253922_143112.jpg

月までの距離は約30cmです。こんな感じになります。意外と離れてますよね。
b0253922_1432718.jpg

今回求められたパンスターズ彗星の尾は地球-月までの距離の倍ぐらいになるのでこんな感じに!
b0253922_1434676.jpg

もちろん実際の彗星はホウキじゃないですからね。
彗星は「ほうき星」とも言われるのでホウキで代用させてもらいました(笑)

彗星の尾って長いもんですね。
ざっくりの計算でも自分で撮影した写真から大きさを感じられるのって楽しいです。
まさに天体感測!(^^)

今回は事前の準備もなく時間ぎりぎりに到着し撮影したので
双眼鏡で満足に探す余裕もなく、多分この辺にいるはず
という感覚だけでとりあえず撮影して終了。
後から画像を見て「あ、写ってた!」という始末でした(笑)
次はしっかりこの目で確認したいと思います。
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by star-feel | 2013-03-17 14:27 | 天体感測(実測編) | Comments(2)
Commented by つるっぺ at 2013-03-24 23:49 x
本物のほうきを使うあたり、さすがです。撮れて良かったですね。
Commented by star-feel at 2013-03-25 22:42
つるっぺさん
ありがとうございます。変な感じになっちゃったなあと思ってたので・・恐縮です。最初は魔女宅みたいなホウキだったらそれっぽいなと思ってしまったり(^^)

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