Ninja-320 ヒロシ君がやってきた
近くの桜並木を散歩したら花びらも散り始めていました。
花びらの天の川といった感じです。
今回は昨年、我が家にやってきた天体望遠鏡「ヒロシ君」を紹介いたします(^^)
ネットの掲示板を通して中古で購入しました。
譲ってくださった方は、「ヒロシの天体観測」というブログをやっておられていて
里子に旅立った日の見送りの姿を載せておられます→旅立ちの画像はこちら
(ヒロシさんリンクありがとうございます)
両方の写真を見ると”どこでもドア”を通ったみたい(笑)
直接お会いし受け取ったときに
「星の見えない都内で使われずに置いたままにしておくことが
天体望遠鏡にとって不幸なので、使っていただける方に売ることにしました」と
おっしゃっていました。
それってすごいですよね。幸せな天体望遠鏡だと思います。
製品の状態も良く、とても大切に愛情を持って使っておられたことを知り、
我が家では「ヒロシ君」と名前をつけさせていただきました(^^)
大切に使わせていただきますね。
簡単に紹介するとこんな天体望遠鏡です。(製品名はNinja-320といいます)
・長い円筒の底にレンズに相当する鏡がある反射式望遠鏡
・その鏡の大きさが直径32cmあり大きい(とても暗い星まで目で見ることができる)
・鏡筒を手動で縦回転と横回転ができ、手を離すだけでその姿勢のまま止まっていてくれる
(お手軽に夜空を楽しむことができます)
・何と言っても筒の上下と架台部に3分割できて軽量(我が家の軽自動車に乗っちゃう!)
より暗い、遠い、天体を見る世界を「ディープスカイ」と言ったりしますが、
この天体望遠鏡は、写真は撮るのに適さないけど
ディープスカイを比較的安価で手軽に楽しむために、
進化したものと言えます。(=ドブソニアン方式の天体望遠鏡)
冬の間は快晴の日が多かったので、さっそく大活躍していました。
見るのは星雲や星団から銀河、クエーサーまで何でもです。
星図をたどって一つ一つ手で入れていきます。
一晩中興奮して見て、朝になって家に入っても、今度は興奮しすぎて眠れなかったですね(笑)
いろんなことで興奮してしまうわけですが
そのうちの一つに
「距離と大きさを感じながら一つ一つ大切に見ていったとき、
多くの天体を見終えたときに感じる、空間的なスケールの大きさ」
があります。
「こんな空の広い範囲で遠い距離の物を見ちゃったよ・・」といいますか
「見えちゃった」といいますか。
例えるなら山の頂上で周囲のパノラマを360°ぐるっと見渡したときに感じる
空間的な感覚に似ていますね。
人の視界では一度に見れないんだけど、一通り見た後に頭の中で繋がって
とても巨大な空間として感じられるような。ドーンと来る感じです。
そういう経験はありませんか?
この天体望遠鏡が来てから、ブログで紹介する機会は多々あったのに
書きたいこと多すぎてそのままになっていました。
これから少しずつ書いていこうと思います。
暗くなりましたがパンスターズも見たいですね。