ブログトップ

天体感測のススメ

starfeel.exblog.jp

宇宙を感じる生活

<   2013年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

無事、太陽のそばを通過するか注目でしたが・・
b0253922_9192770.gif
NASA STERO衛星HPより
STEREO-A衛星の29日01:10-08:10(日本時間)の画像をGIFアニメーションで作成してみました。
長い尾の後ろ側がまだ画像の中に入っていないですね。

追記
その後、もう一つのSTEREO-B衛星の画像に明るいものが写り始めました。
b0253922_1117211.gif

NASA STEREO-B衛星の画像29日01:10-10:10(日本時間)をGIFアニメーションで結合
何か残っているのでしょうか??これからの変化が楽しみです。

紛らわしいのでそれぞれの位置を確認しておきましょう。
一つ目の画像はSTEREO-Aから、二つ目の画像はSTEREO-Bからになります。
以前作成したアイソン軌道模型上に衛星の位置を書いてみます。
b0253922_1253667.png
STEREO-Aは彗星軌道面を上から、STEREO-Bは軌道面を横から見た感じです。
画像中の彗星の軌跡と軌道模型とを見比べると良くわかりますね!

ちなみにもう一つ、SOHO衛星というのも素晴らしい画像を撮っていますが、SOHOは地球の近くにいます。3つの視点から立体的に楽しむって面白いですね~。


追記2 (2013/12/01)
こちらのアイソン彗星の画像を解析してみました。
b0253922_20485633.jpg
NASA SOHO衛星C3の11月30日6:11(日本時間)撮影の画像より
結果、左上に出ている尾は日本時間で29日0:30に放出したダストで
それ以降には放出はしてないのではとの推測になりました。
放出が続いていればもっと上側にも尾が伸びているはずだからです。

やっぱり核はなくなっちゃったかな?と思ったら、
1日後の12月1日の画像ではほとんど雲みたいなものが広がった状態になってしまいましたね。
b0253922_2055939.jpg
NASA SOHO衛星C3の12月1日6:11(日本時間)撮影の画像より
そうなると1つ前の画像が彗星っぽく見えて実は本体(核)がない状態と思われるわけで
想像すると不思議な気持ちになります。

ただ一つ分からないのは太陽の方に伸びていた尾です。
随分昔に放出された尾と思われたのに、一致する尾がシミュレーションで再現できません。
パンスターズ彗星に続き自分にとってはまたもや「謎の尾」になりました(^^)

近日点通過で残してくれた太陽観測衛星の画像にはまだまだ不思議がいっぱいです。
アイソン彗星が残してくれた宝物を大切にしましょう!
[PR]
by star-feel | 2013-11-29 09:21 | 天体感測 | Comments(0)
今年の目玉とされていた彗星の2つ目の「アイソン彗星」がいよいよやってきますね。

パンスターズ彗星のときには国立天文台のホームページで公開されていたペーパークラフトの軌道模型を作りました。

そしてついに出ました!アイソン彗星版の軌道模型が!
こちらでペーパークラフトをダウンロードすることができます。→アイソン彗星軌道模型© 日本天文協議会 アイソン彗星キャンペーン実行委員会

そこで早速作ってみました!用紙は前回と同じくELECOMのパーパークラフト専用紙を使いました。
b0253922_1726513.jpg
今回もかっこいいですね~
アイソン彗星のキャラクター「アイ」ちゃんの顔が書いてある!(^^)
b0253922_17414523.jpg
彗星の軌道面を見るように横から見た図
今回のアイソン彗星のすごいところは太陽に接近する距離が近いこと。
太陽から地球までの距離の約1%まで!!近づいてしまうのです。
黄色の字で11/29と書かれているところがその時の位置です。
それぞれの日の彗星の位置と尾の大まかな方向が絵で書かれています。尾はあくまで予想です。

b0253922_1834241.png
水平の円盤が惑星たちの軌道です。
ほぼ同じ面にあるので円盤上に軌道が線で書かれています。
自作の惑星模型を11月1日の位置に置いてみました。だいたいの位置です。この模型上で表わすと実際は惑星の大きさがほぼ点になります。
b0253922_17444251.jpg
一方、横から見ると惑星の軌道面に対して彗星の軌道面が傾いている様子が分かります。
b0253922_17511579.jpg
前回のパンスターズ彗星と並べてみました(左:パンスターズ彗星 右:アイソン彗星)
曲線が美しい!素晴らしいデザインですね。設計された方に拍手です。

わがままを言うなら、彗星が南側(下側)にあるときに惑星の位置と一緒に見れないので
惑星軌道面の裏面も絵になっているといいなと思いました。

左側の惑星軌道面が歪んでいるのは湿気で紙が曲がってしまったからで・・(^^;本来は真っ直ぐな平面です。強度を増すために2枚重ねにしているため湿気で曲がるようです。

この軌道模型を見るときのポイントは、
・地球に近いほど彗星は明るく見えます ⇒ それぞれの日の地球と彗星の距離を見てみましょう
・太陽に近いほど彗星自体が明るくなります ⇒ 同じ方法で太陽と彗星の距離を見てみましょう
 ⇒上記の2つが合わさって地球から見たときの明るさが決まります。
今回のアイソン彗星は太陽のそばを通過した後、彗星自体は暗くなっていくけれど
その後、地球に近づくので暗くなる度合いが鈍くなることがわかります。

パンスターズ彗星のときアンチテイルの尾について疑問に思うことができたのは、模型があったからと言っても過言ではありません。見ているうちに立体的な位置関係が頭の中に入りましたからね。

ぜひ模型を作ってアイソン彗星に備えてください(^^)
[PR]
by star-feel | 2013-11-04 19:55 | 天体感測(クラフト編) | Comments(0)

by star-feel